| 人類はなぜ滅びたの?そして僕達は、何のために生まれたの? |
2005年、アカデミー賞短編アニメーション部分にノミネートされた11分の作品。新人監督シェーン・アッカーによる『9』は、そのオリジナリティ溢れるキャラクター造型とエキサイティングな映像で世界中の目を釘付けにした。この短編に惚れ込んだティム・バートンは、すぐさま長編映画化を決定。プロデューサーとして全面的なバックアップにあたる。それから5年。ティムを唸らせるほどのダークでファンタジックなディティールと、アクションシークエンスが融合し、かつてない新感覚のファンタジーが誕生した。 |
■ Story 古びた研究室の片隅で、麻布を縫い合わせて作られた奇妙な人形が目を覚ました。腹部には大きなジッパー、背中には数字の「9」が描かれている。自分は誰なのか、ここはどこなのか、彼にはわからない。恐る恐る外を見ると、見渡す限りの廃墟が広がっていた。茫然とする彼の前に現れたのは、背中に「2」と描かれたボロ人形だった。2は9に自分たちは仲間だと語りかける。だが巨大な機械獣が突如二人に襲いかかり、2は連れ去られてしまう。気を失った9を助けたのは、他のナンバーをつけた人形たちだった。9は仲間たちに、2を助けに行こうと訴えるが、保守的なリーダーに制止される。気持ちを抑えられない9は機械獣たちの棲み家へと向かう。人類はなぜ滅びたのか。9体の人形は何のために作られたのか。戦いの中で次第に明らかになっていく謎。未だ見ぬ黙示録が今、幕を開ける。 |